私ども全国新品種育成者の会のホームページにお越しいただきありがとうございます。
優良新品種の開発と普及・・・
私たちはこの同じ志をもって取り組んでいる個人育種家が協力し合い、手を携えて前進している仲間の集まりです。
かわら版を更新しました8/18 無料期間公開中 会の入会者募集中
令和4年8月17日 第 13号 かわら版 育種の波動 全国新品種育成者の会発行
かわら版を更新しました6/20 無料期間公開中 会の入会者募集中
令和4年5月21日 第 12 号 かわら版 育種の波動 全国新品種育成者の会発行
かわら版を更新しました6/17 見出しです 無料期間公開中 会の入会者募集中
令和3年12月23日 第 11 号
かわら版 育種の波動
全国新品種育成者の会発行
★スモモ新品種による地域活性化の取組
★育種賞、育種功労賞の受賞者が決まる!
★会員2名の品種がジャパンフラワーセレクション2022鉢物部門で優秀賞を受賞!!
★ パートナー農家とともに 佐藤和規氏
育成した品種を海外にも販売
パートナーの育種にアドバイザーとして協力し、経営改善に取り組む
和3年10月5日 第 10 号
かわら版 育種の波動
全国新品種育成者の会発行
友人にも声をかけ、ふるってご参加ください
10月20日、育種セミナーを開催
★わたしの育種奮闘記
農業改良普及員からイチゴ農家に転身 水野賢治氏
「みくのか」「新みくのか」の 2品種を育成、自宅直売所で販売
★生産組合を作り、全国の公園、観光地等に山口耕一氏
植栽する植木を生産
「生育が良く、開花しても樹勢が衰えないアセビ」の新品種を育成
★トルコギキョウの大輪、八重のフリンジ咲き、F1品種の作出 中曽根健氏
「コサージュ・シリーズ」が人気商品に
生産者は1枝1蕾仕立てを条件とした会に加入
私ども全国新品種育成者の会は、1987年3月に18名の会員で発足して以来、35年を迎えました。当初は野菜の育種家が大半でしたが、現在は花の育種家が増え、約60名の会員を有しています。私は、今年(2022年)2月に7代目の会長に選出された林慎悟です。
新たに育成された植物の新品種は、種苗法に基づく品種登録制度によって、農林水産省の審査を経て国に登録されると、その生産・販売・加工等の権利が育成者に独占的に与えられます。
昨年、種苗法が改正されました。今回の改正は、登録品種の生産販売等を行う者が育成者から権利の許諾を受ける一律許諾性や育成者が栽培地を指定することが可能となるなどの改正が行われました。しかし、登録品種に対して生産者が行う自家採種についても許諾を受けることとなったため、生産者等の心配から改正反対の声が上がりました。
わが国では、誰もが八百屋やスーパーなどで多様な野菜や果物が買え、草花も最近はホームセンターなどでもバラエティーに富んだ花が買えるようになりました。それらの豊かさを多くの人が享受できるようになった裏には、地道な努力によりこれまでにない特徴を持つ新品種を生み出した育種家の力があったからです。私もぶどうの育種を行っていますが、残念ながらそのような育種に要したコストが、十分に回収できていないのが現状です。
そのことから、育種を行う後継者が少なく、育種家の高齢化が進行しているのが実情です。今後も日常の生活での食の消費や花の鑑賞を豊かにするためには、植物育成者の権利を守ることが不可欠です。
我が会は、志を同じくする個人育種家が力を合わせて自ら育種した品種の権利を守り、育種者が安心して育種に専念できる環境を切り開くために、育種や品種に関する理解を深めていただく活動等を通し、育種家の願いと、多くの国民の豊かな生活の実現のために、関係者の皆様とも手を携え歩んでまいります。
今後も当会に対するご指導、ご助言、ご協力を、何卒よろしくお願いい申し上げます。
農林水産省知的財産課から改正種苗法に関するQ&Aが令和3年3月版として公表されました。
このQ&Aは令和3年2月までに寄せられた質問についての考え方を取りまとめたものです。
農林水産省知的財産課からの指定種苗制度に関するお知らせ 令和3年4月
★ 指定種苗制度に関するQ&A
★ 指定種苗制度に関するHP
URLをクリックしてください → https://www.maff.go.jp/j/shokusan/tizai/syubyo/